ちいたなに語彙力をください

曲のこととかいろいろ

楽曲解説:エネミーサーキュレーション

初めまして、こんばんは。

ネットに楽曲を投稿してます、ちいたなと申します。

以前からすこおおおおおおおしだけ要望のあった

楽曲の解説をしていこうと思います。

結構いろいろぶっちゃけてしまうと思うので宜しくお願いします。

 

エネミーサーキュレーション

 

www.nicovideo.jp

 

「サァサァ、コヨイモユメノツヅキヲ」

 

①きっかけ

大体曲を作るときって何かしらきっかけがあって作るんですよね。

辛いことがあったり嬉しいことがあったり

僕が作る曲っていうのはほとんどがやりばのない気持ちからできてます。

そしてこの曲の場合は現実逃避というのがきっかけです。

生きていればいろいろ逃げ出したくなることがあると思います。

全て捨てて楽になりたい、そういう気持ちから始まった曲ですね。

 

 

②テーマ

僕は曲を作るときに必ずテーマを決めてから作り始めます。

またこの時、音楽のテーマと歌詞のテーマを分けて考えています。

この曲の場合

音楽のテーマ『13~14年頃のボカロの雰囲気

歌詞のテーマ『悪戯好きな神様の遊び

という感じです。

13年頃って僕が一番ボカロにはまっていた時期なんですよね。

いつかこんな曲が作りたいなあって思っていたんですけど当時は全然レベルが追い付いていなくて。

最近いろいろ勉強してようやくそれらしいものが作れるようになったので当時の雰囲気を思い出しながら作りました。

どこか懐かしいなあとか、こういう曲聞いたことあるなあとか、○○っぽいって思ってもらえたら僕としては嬉しいですね。

 

 

③タイトルの意味

エネミー=敵

サーキュレーション=循環 流通

現実逃避してるときって世界中の人間が敵に見えてくるんですよね。

自分の周りには敵しかいない、どこに行っても自分を否定する奴らばっかだみたいな。

要するに世の中敵ばっかりだって感じです。

 

 

④歌詞の意味

テーマにも書いた通り『悪戯好きな神様の遊び』というのを軸に描いてます。

ざっくり説明すると神様視点と人間視点にわかれてますね。

神様は現実逃避をしている人間に飴を与え堕落させていくという遊びをしています。

夢の中に出てきては人間の思い通りの夢を見せ、夢の中でしか生きていけない思考に陥らせます。いつまでも夢を見ていたい人間は夢を永遠に見続けられるような夢を見るようになりますが、終わりは突然やってきます。

所詮は神様の遊びにすぎず、現実の自分をつきつけられ(かごめかごめ)気づいた時には手遅れ状態。

長く夢に入り浸りすぎた人間は目を覚ましますが、そこには何もなく孤独だけが残っていました。

夢から覚めたはずなのにあまりに非現実的な現実に夢を見ているよう、いったいどっちが夢なのかそうじゃないのか。

結局のところ、タイトルでも話した世の中の敵っていうものは存在していなくて。

自分が勝手に周りを敵視しているだけ、というのがタイトルと歌詞の意味になります。

 

 

⑤音とメロディー作り

今回はとにかくいろんな音を詰め込んだのでMIXがくっそ大変でした。

音の数が多すぎたのでかなり左右にパンを振ってそれぞれが目立ちやすく邪魔をしないように作ったつもりです。

Cメロと間奏は何回も作り直しました、かごめかごめってやっぱり和なので三味線と尺八を使ってみようかなーって入れていみたら意外としっくりきましたね。

サビのメロディーはすごく悩みました、もっとカッコイイ系にしようかとか。

ただ曲のイメージとして人間が神様の手のひらで踊らされてるイメージをしてたので、カッコイイ系より楽しくはしゃいでるようなメロディーを意識しました。

 

 

□まとめとぶっちゃけた話

初めてこういうの書いたんですけど意外と書きたいこといっぱいありますね。

ちなみになんで最近になって動画が伸びてるかっていうと自分で広告積んでるからですね。これがなかったらどんな曲作っても今までと何も変わらないと思います。

僕はニコニコの強みってこの広告システムだと思うんですよね。

広告積むことでだいたい翌日の24時ボカロランキングで10位以内は入るので聞いてくれる方がかなり増えます。

自分の作品を多くの人に聞いてもらえるならそれだけのお金は払う価値があると僕は思ってるので広告に対する抵抗とかは全くないです。

むしろ今何か動画を投稿して伸び悩んでる人は広告で一回金枠になるまで積んでみてください。

その時、再生数は自然と伸びますがコメとマイリスは動画の質に比例するはずなので。

最近は毎日広告チケットがもらえたりするのでもしよければ僕の動画にも使ってもらえると嬉しいです!!!!

 

そんなこんなで終わろうと思います、ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

次回は「泣き虫とスツール」について書きます。